Ubuntu 12.04 で Nested KVM 環境を構築するための設定手順

仮想マシン上で更に仮想マシンを動かすといった、いわゆる Nested VM を実現するための設定手順。今回は仮想化のハイパーバイザに Linux KVM を用いて Nested KVM 環境を構築した。

環境情報

環境確認・設定 (BIOS 編)

Ubuntu へログイン後、以下のコマンドを実行する。

$ cat /proc/cpuinfo | tr ' ' '\n' | sort | uniq | egrep "(vmx|svm)"
vmx (VT-x が有効な場合)

標準出力に何も表示されなかった場合は、以下のサイトを参考に、Intel VT-x (CPU の仮想化支援機能) を有効化する。有効化した際は、再起動後に上記コマンドを実行し、VT-x が有効となっていれば OK。

22.9. BIOS で Intel VT-x と AMD-V の仮想化ハードウェア拡張を有効にする
https://access.redhat.com/documentation/ja-JP/Red_Hat_Enterprise_Linux/6/html/Virtualization_Administration_Guide/sect-Virtualization-Troubleshooting-Enabling_Intel_VT_and_AMD_V_virtualization_hardware_extensions_in_BIOS.html

KVM のインストール

KVM 環境に必要なパッケージをインストール。

$ sudo apt-get install kvm libvirt-bin bridge-utils cpu-checker

インストール後、以下のコマンドで確認。
(kvm-ok コマンドは cpu-checker パッケージに含まれている)

$ kvm-ok
INFO: /dev/kvm exists
KVM acceleration can be used

上記の通り出力されたら OK。

Nested KVM の設定

まず、Nested KVM の設定が有効となっているかを確認。

$ cat /sys/module/kvm_intel/parameters/nested
Y

Y と出力された場合は Nested KVM の設定が有効となっている。N と出力された場合は以下のコマンドを実行する。

$ sudo bash -c 'echo "options kvm-intel nested=1" > /etc/modprobe.d/kvm-intel.conf'

上記実行後、物理マシンを再起動する。ログイン後に再度 cat /sys/module/kvm_intel/parameters/nested して Y と出力されたら OK。

参考情報

Ubuntu 14.04でNested KVMを構築する – zzkater blog
http://d.hatena.ne.jp/zzkater/20141014/1413297533

yktmnb について

IT土方兼社畜を生業としています。
入社以来 Java を用いた社内向け Web アプリの開発に携わっていました。
最近は IaaS 関連の仕事をしています。
個人的に Android アプリ開発をしたり、ゆるべんという勉強会 (http://wooven.org/) をのんびりとやってます。

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